【妊娠4か月】おなかが膨らみはじめ、つわりの状態は？服装はどうする？

妊娠4か月になると、おなかのふくらみを実感するお母さんも増えてきます。

今までの下着や服がきつくなったら、無理をせずにマタニティ服やゆとりのある服に付け替えましょう。きつめの服は血行を妨げ、赤ちゃんにもつわりにもよくありません。

つわりがひどくて買い物に行けない場合も、今はインターネットなどで可愛らしいデザインのものが多く出ていますよ！試着をしない買い物は勇気のいることではありますが、口コミなどを参考にしながらとりあえずの1枚・2枚を購入してみるのもお勧めです。

妊娠4か月・12週

先週までは目の回るような速さで成長していた赤ちゃんも、妊娠4か月になるとその速度は少しゆっくりペースになります。

12週には声帯ができ、手足の骨が少し丈夫になります。ですが、乙葉空気を通して伝わるため、実際に声帯を使って声を出したり泣いたりするのは生まれてからのお楽しみ。手足の骨が超音波写真で確認できるようになるのも、もう少し赤ちゃんが大きくなってからでしょう。

妊娠4か月・13週

この週も赤ちゃんはゆっくりと成長します。

口の骨には筋肉がつき頬となり、歯茎の下には乳歯が生えてきます。呼吸や吸い込み、飲み込みなどの動きができるようになるのもこの週です。

また、腕も長く発達し、人間らしくなっていきます。おなかの中で赤ちゃんは活発に動き、筋肉もよりスムーズに動かすことができるようになってきました。赤ちゃんはまだ1日のほとんどを眠って過ごしますが、超音波検査の時に動いている姿が確認できると、より実感もわいてくるかもしれません。

妊娠13週が終わると、妊娠期間の初めの3分の1の期間が過ぎたことになります。長いようで短かったのではないでしょうか。おなかの膨らみは妊婦らしさにはまだ遠く、つわりも残っているかもしれませんが、赤ちゃんは確実に成長しています。安定期に入るまであと2週間。赤ちゃんを守り育てるつもりでゆったりと過ごしましょう。

※成長には個人差があります。

妊娠4ヶ月が終わる頃には、胎盤が完成します。

今はそのラストスパートの時期。この頃にはつわりが軽いと実感する日が増えてくるお母さんもいるかもしれません。

少しずつ食事をとれるようになったら、栄養たっぷりのバランスの良い食事を心がけて下さいね。胸やけがするようなら、1回の食事を少量ずつ何度かに分けて食べるのもお勧めです。便秘予防のために、1日2リットル程度の水分も摂るように心がけるといいでしょう。

妊娠4か月・14週

首が発達してきます。

超音波写真でも、今までは肩のすぐ上に頭があったのが、首の上に頭がある様子が確認できるようになりますよ。

口を開けたり、握りこぶしを作ったり、親指を動かすといった複雑な動きも徐々にできるようになります。羊水の中で少しずつ動く練習をしているので、超音波検査のときに、いつもと違う格好をしているかもしれませんね。

●妊娠4ヶ月・15週

赤ちゃんは足も動かせるようになり、キックをしたり、足の甲を動かしたりできるようになります。

骨や背中の筋肉もより強くなり、頭と首がだんだんまっすぐになってきます。

耳も耳の位置に移動し、体重はなんと100gほどになります。頭より身体の成長が進んだので、これだけ重くなったのですね。この頃には胎盤も完成するので、お母さんから直接酸素や栄養をもらいながら、赤ちゃんはどんどん成長していきます。

15週が終わる頃には、お母さんのおなかも膨らみを実感できるようになってきたのではないでしょうか。

残り5か月でおなかも体つきも、どんどんスピードを増して妊婦さんのようになっていきます。

ふくらんでくるおなかや太ももには、今のうちから妊娠線ケアを始めるといいでしょう。妊娠線予防のクリームも多く市販されていますし、一般の保湿クリームで保湿をするだけでも妊娠線はずっとできにくくなります。