妊娠超初期２ヶ月。赤ちゃんの状態は？日常生活での注意点は？

妊娠2か月を迎えると、妊娠に気づく人も多くなるのではないでしょうか。
妊娠2か月（4週：4w）ごろは、通常なら生理が来る時期です。
生理が遅れている、身体がだるい、吐き気がする、トイレが近い…などの症状が出てきたら、もしかしたら妊娠かも。
市販の妊娠検査薬は、妊娠5週以降（通常なら生理が終わるころ）から、正しく判定できるとされています。それまでの間は、妊娠でも風邪だったとしても、自分自身の身体のために、無理をせずのんびりと身体を暖かくして過ごしてくださいね。

さて、妊娠2か月の赤ちゃんの成長を細かく見ていきましょう。

妊娠4週：4w

赤ちゃんの大きさ（頭～お尻の長さ）は0.4mmから1.5mmほどまで成長します。
この週のはじめに赤ちゃんの細胞は3層に分かれ、一番外側は皮膚や髪を作り、中の層は胃腸管や筋肉・骨を作り、一番内側は循環器系を作り始めます。

赤ちゃんにとってとても大切な身体の組織を作りはじめるのが、この第4週なのです。

第4週が終わるころには、脳や目、胸のもとも形成されるだけでなく、小さな心臓が鼓動を始めます。
でも残念、赤ちゃんはとても小さいので、心臓の動きがお母さんにも見えるのは4週間ほどのちになります。

妊娠5週：5w

妊娠5週に入るころには、顔のパーツの形成がスタートします。

それから腕、それから足、それから内臓…次々に身体のパーツができ始めるのがこの週です。（完成はまだまだ先です）。赤ちゃんはどんどん成長し、頭が丸く、おなかも膨らんできます。

超音波写真でも、赤ちゃんの身体が確認できるようになりますよ！

このころになると、つわりの症状が出るなど、妊娠に気づくお母さんも増えてくるかもしれません。
赤ちゃんが日々これだけ成長をしているのだから、お母さんの身体に変化があるのもうなずけますね。
たった2週間、それもお母さんが赤ちゃんの存在に気づかないことも多い時期の2週間ですが、赤ちゃんはものすごいスピードで成長しているんですね。

妊娠2ヶ月後半は、妊婦さんらしい兆候が

妊娠2か月の後半は、赤ちゃんがだんだん胎児の形になっていく頃です。
つい1ヶ月前に誕生したばかりの赤ちゃんが、小さな丸い点からだんだんヒトになっていくと思うと、生命の不思議をしみじみ感じますね。
子宮も少し大きくなりつわりも感じるお母さんにとっても辛い時期の始まりですが、赤ちゃんもおなかの中で一生懸命成長を続けています。赤ちゃんを応援するつもりで、今の赤ちゃんの変化をみていきましょう。

妊娠6週：6w

この週の赤ちゃんの成長はすごいです！足は少しずつ伸び、手のひらが現れます。
そして、脳が急速に発達し、頭がどんどん大きくなります。
もちろん、顔や内臓なども発達を続けています。まだ1cm弱の赤ちゃんは、この週には腎臓が完成し、尿を作り始めるそうです。尿は羊水の中に排出されます。

これからどんどん大きくなって口や消化器官、肺ができてくると、羊水を飲んだり羊水を肺にいれて呼吸の練習をしたりもするそうなので、羊水の掃除は必須！羊水をきれいにするには、たくさんの水分を取ることが重要だそうですよ。

妊娠7週：7w

赤ちゃんはどんどん成長します。この頃になると腸もできてくるのですが、おなかの中ではなくへその緒の中にできるそうです。
赤ちゃんがもっともっと成長してから、おなかの中に移動するのだそう。人間って不思議ですね。

もう一つ、不思議な豆知識。赤ちゃんは日々全ての器官が同じように成長するわけではないそうです！

今日は足がぐーんと伸び、今日は脳が発達する…といったような成長の仕方をするそうですよ。
妊娠7週くらいになると、頭が大きくなり、手足がのびてくるので、超音波写真でも赤ちゃんのどっちが頭でどっちがお尻かわかるようになるのが嬉しいところ。

2か月が終わる頃には、赤ちゃんの形が確認できることが多いようです。おなかの中の赤ちゃんを実際に姿で確認すると、あぁ母親になったんだなって実感できますよね。