【妊娠6ヶ月】つわりが収まり、この時期にやっておきたいことまとめ

妊娠6ヶ月になると、つわりも収まり、体調も安定する人が増えるようです。おなかに赤ちゃんがいる状態に身体が慣れてきたのですね。おなかもそこまで大きくないので、歯の治療や夫婦での旅行など今しかできないことを楽しむ月にしてはいかがでしょうか。

妊娠6か月・20週

赤ちゃんは250～300ｇほどに大きくなり、この頃には超音波写真で赤ちゃんの全体が見えなくなります。
全体像は見えませんが、顔の表情だったり、手の動きだったり…身体の位置によって赤ちゃんの様子がよく分かるようになるので健診もより楽しくなりますよ！

またこの頃には赤ちゃんの心臓の動きも力強く成長し、ドップラー心音計ではなく聴診器でも赤ちゃんの心臓の音が聞こえるようになります。赤ちゃんの足も長くなり、生まれるときと同じようなバランスになります。
まだ胎動が分からないお母さんも、赤ちゃんのキックを感じることができるまでもう少しです。

妊娠6か月・21週

赤ちゃんはどんどん成長します。骨や筋肉が強くなり、手足の動きがはっきりしてきます。
睡眠サイクルも安定してくるので、胎動を感じるお母さんはサイクルを予想することができるかもしれません。

赤ちゃんの脳は、この頃から5歳頃まで再び急成長を始めます。
耳はもう聞こえており、これから徐々に精度を上げていくので、生まれてすぐにお父さん・お母さんの声を見つけられるように、今のうちからたくさん話しかけるようにしてあげるといいですね。

安定期の真っただ中ですが、この先、妊娠6か月の後半からは、切迫早産への知識が必要です。
2割ほどの妊婦が経験するとも言われる「切迫早産」は、早産（36週までに生まれること）になりかかっている状態です。
定期的におなかが張ったり、継続的に腹痛が起こったり、出血や破水、おりものからの悪臭が見られるときはすぐに病院へ連絡するようにしてください。
治療をすることによって無事に出産できることも多い病気なので、なるべく安静に、そして焦りすぎずに行動することが大切ですよ。

安定期を迎えてからの活動あれこれ

安定期中月のこの頃、母親教室や両親教室に行くお父さん・お母さんも多いようです。
これらは、行政や産婦人科が主催のものが主ですが、近年主要都市を中心に、企業などが中心となって開催しているものも増えています。
専門家の話が聞けたり、サンプルがもらえたりとお得な情報もあるので要チェックですよ！
母親教室ではママ友を作って、情報交換や悩み相談などをするのもいいですね。

妊娠6か月・22週

22週ごろから赤ちゃんはぐんぐん大きく重くなります。
それに伴いお母さんのおなかもどんどん大きくなってくる頃ですが、階段の上り下りやお風呂掃除・入浴の際の転倒や、おなかがつかえて物を落としたりしないよう気を付けながら、ゆとりをもって生活をするようにしてくださいね。

また外出する時は、母子手帳や健康保険証の他に、突然の破水や出血に備えて生理用ナプキンもカバンに入れておくと安心です。体調も安定し夫婦旅行にもいい時期ですが、無理なスケジュールは組まずに、お腹が張ったらすぐに休めるようにしておくといいでしょう。
またこの頃には性別も分かります。動きやすい今のうちに赤ちゃんの肌着など出産準備を進めておくといいですね。

妊娠6か月・23週

今週だけで赤ちゃんは体重を170gほど増え、赤ちゃんにとって子宮は狭くまってくるので、この頃にはほとんどのお母さんが胎動を感じることができるようになります。
でも、他人がおなかを触って赤ちゃんの動きを感じることができるのは数週間先。
お父さんにはもう少し我慢してもらわないといけないですね。
この週には赤ちゃんは700gほどになります。重さの目安は、メロン1個や漫画週刊誌1冊分くらい。
腰に負担のかかってくるころですが、なるべく正しい姿勢で、無理をしないようにしてください。

23週には赤ちゃんの中耳の骨が固くなり、より音を伝道しやすくなります。
大きな音を聞くとびっくりして瞬きしたりジャンプしたりするので、お母さんは感じることができるかもしれません。

妊娠6か月は、胎動を感じるなど赤ちゃんの存在を実感し、身体も楽になるので行動範囲も広められるころです。
無理はしない程度にマタニティライフを楽しんで下さいね。