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妊婦のための安心安全に温泉を楽しむマニュアル

公開日: : 妊娠中のトラブル

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妊婦は温泉に入ってはいけないという表示をよく見かけますね。
でも、そんなことはありません!
温泉の成分は、お母さんや赤ちゃんの身体に影響は与えるものではないのです。
ですが、注意点はあります。
子どもが生まれてからはなかなか行けない温泉。今のうちに、注意点をしっかり守り、安全に温泉を楽しみましょう!

なぜ妊婦が温泉に入ってはいけないと言われるのか

理由1)
法令により温泉施設に表示が義務付けられている「温泉の一般禁忌症」の中に「妊娠中(特に初期と末期)」という項目が含まれているからです。

理由2)
特に妊娠後期になると身体の体重バランスを取ることが難しくなります。薄暗かったり滑りやすかったりする温泉で、妊婦さんが万が一にも転倒したら大変!そこで予防策として妊婦の温浴を禁じている施設があります。

妊婦さんのための温泉の入り方マニュアル

・なるべく低温の温泉を選ぶ
妊婦はとてものぼせやすいです。42度以上のお湯は避け、入浴も10分以内にとどめましょう。高温のお湯につかったり、長湯をしたりすると、血圧が上がったり貧血になったりする可能性があります。

・なるべく清潔なかけ流し温泉を選ぶ
温泉から感染症にかかることはほとんどないとも言われますが、石橋をたたいて渡るつもりで、選べるならば清潔なところを選びましょう。

・なるべく、特有のにおい等のない温泉を選ぶ
においに敏感になっている妊婦のうちは、きつい硫黄臭などのお湯は避けた方が無難でしょう。出かけた先で気分が悪くなるのは避けたいものです。

・できるなら貸切風呂を選択する
貸切風呂なら後ろの人に気を遣って急いで移動したりする必要なし。体調に合わせてゆっくり入ることができます。ただし万が一があっては大変。友人や旦那様と一緒に入るほうがいいでしょう。

・かけ湯をしてから入る
急な温度変化は禁物です。湯船に入る前に、心臓から遠い足から順番にかけ湯をして徐々に身体を温めてからつかるようにしましょう。

・サウナや岩盤浴は避ける
高温の中にいて汗をかいて気持ちがいいのは健康だからこそ。妊婦の身体は普段の身体より、高血圧や貧血、のぼせ、脱水などになりやすくなっているので、サウナや岩盤浴は賢明とは言えません。また、子宮収縮を促すとも言われ、赤ちゃんにもよくありません。

・寒い時期の露天風呂は避ける
寒い外気と熱いお湯は身体にとても負担。妊娠時期は避けましょう。

・まめな水分補給を
血液量も増え、脱水症状になりやすい妊婦の身体。入浴前後には水分補給を忘れないようにしましょう。

別途、妊婦のための旅行マニュアルもまとめますので、温泉旅行に出かける際はそちらも参考にしてくださいね。

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