妊娠2か月。赤ちゃんのために今できること
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妊娠初期
妊娠2か月目は赤ちゃんがどんどん成長する時期。この1ヶ月で赤ちゃんの身長は10倍以上にもなります。だから、赤ちゃんの成長を応援することが大切。
まず、無理をしないこと。眠くなったりだるくなったりするのは、身体が休んでと言っているサインだそうです。
それから、栄養。バランスのいい食事はお母さんから赤ちゃんへの何よりのプレゼント 。中でも、身体を作るのに欠かせない「葉酸」は母子手帳にもその重要性が書いてあるほど大切な栄養素ですが、ほかにも、良質のたんぱく質やビタミン類、適度な脂肪も、赤ちゃんの成長のためには貴重で重要な栄養素だそうです。
「葉酸」はほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれ、妊婦は1日440μgの摂取が必要だとされています。特に妊娠5週ごろまでの摂取量があまりに少ないと、赤ちゃんが神経管閉鎖障害の原因になる可能性も。しかし、熱に弱く、水に溶けるという性質もある葉酸はなかなか摂取しにくいもの。厚生労働省も、今は妊婦さんむけサプリメントも多く出回っていて、必要であればそのような健康機能食品も活用してくださいと呼びかけていますので、そういったものを活用するのも手ですね。サプリメントによっては、鉄分やカルシウムを同時に補えるものや、グミや飴などおいしいお菓子に加工されているものもあるので、自分に合った方法で試してみるといいと思います。
また、気になる栄養バランスについては母子手帳にも載っている「栄養バランスガイド(こまのイラストで栄養バランスを示したもの)」のチェックをぜひ。冷静に日々の食生活を振り返ると、意外と主食(炭水化物)の摂取量が足りていなかったり、主菜(タンパク質)を多く取りすぎていたりするものです。また、妊娠中期・後期には、摂取すべき栄養素の量が少しずつ変わってきます。つわりのある場合は無理する必要はありませんが、健康で丈夫な赤ちゃんに育ってもらうために、今から無理のない範囲で少しずつ食生活を整えていくといいですね。
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