妊娠かなと思ったら? 妊娠検査薬の使い方いろは
公開日:
:
妊娠初期
妊娠検査薬とは?
妊娠すると受精卵から分泌されるヒト絨毛性ゴナドトロピンヒト(hCG)というホルモンに反応し、妊娠しているかどうかをチェックするもので、薬局等で販売しています(数百円程度)。
「検査薬」という名前ですが、飲み薬ではなく、所定の場所に尿をかけて検査します。家庭のトイレで手軽に検査でき、1分程度で結果が分かるのでとてもお手軽です。
いつから検査できるの?
妊娠検査薬は一般的に、生理予定日の1週間後以降に十分な結果が得られるとされています。それは受精してから分泌されるヒト絨毛性ゴナドトロピンヒト(hCG)は日が経つごとに増えていくから。ですが、最近の検査薬はとても精度が高く、生理予定日から1週間たたなくてもホルモンを検出することがあります。もしも心配なら一度試してみるのもいいかもしれませんね。
ただし、あまりに早い時期だと陽性反応が出てもそこから流産(化学的流産)することもありますので、陽性反応が出たら産婦人科へ受診をするのはもちろん、陽性反応が薄い場合は日にちを開けて再検査することをお勧めします。
※化学的流産とは…検査薬で検査をしないと気づかないような妊娠超初期の流産のこと。受精卵ができたものの、着床(子宮壁に受精卵が定着すること)することができずにそのまま流れてしまう場合などがあります。
妊娠検査薬で陽性反応が出たら
産婦人科へ行きましょう。妊娠検査薬は受精卵の有無を判定するものですので、陽性反応がでても、子宮外妊娠など問題のあることもあります。
最終的な妊娠かどうかの判断は、病院で超音波検査などを行ってからの判断になります。生理予定日から1週間過ぎたころには、超音波検査で胎嚢(赤ちゃんの栄養袋。受精卵が着床するとできます)を確認することができます。
赤ちゃんの心臓が見えないうちはまだ母子手帳はもらえませんが、一般の妊娠検査薬で陽性が出ると、分娩予約をすることができます。人気の産院での分娩希望の場合はなるべく早く受診するといいですね。
スポンサーリンク
関連記事
-
妊婦中の腹痛が来た時、落ち着いて確認しておくこと全集
妊娠するとほとんどの人が体験するのではないか…というくらい、体験談の多い症状のひとつ「妊娠中の腹痛」
-
妊娠初期に気を付けたい5つのポイント
妊娠かなと思ったら・・・ 妊娠3週目から3,4ヶ月頃までは、赤ちゃんの育成に一番大切な時期です。で
-
妊娠超初期2ヶ月。赤ちゃんの状態は?日常生活での注意点は?
妊娠2か月を迎えると、妊娠に気づく人も多くなるのではないでしょうか。 妊娠2か月(4週:4
-
妊娠中に気になる嗜好品
妊娠中に気をつけること 妊娠が判明して一番気になるのが、お酒やたばこなどの嗜好品です。それぞれ妊婦
-
必見!つわりは何故おこる?先輩ママの対策をまとめて紹介
妊娠したら最初に悩まされるのが「つわり」 私も悩みました!ものすごく!! 時が経ちつ
-
【妊娠3か月】つわりのピーク。母子手帳をもらう時期は?
妊娠3か月はつわりのピークだったというお母さんが多いようです。 ひとことに「つわり」と言っても
-
妊娠したかな?と思ったら…妊娠初期症状あれこれ
妊娠したことに気が付くこと…きっと妊娠初期症状を知っておくことは女の子にとって重要かも…
-
【妊娠超初期】妊娠が分かったら気を付けること12選
妊娠が分かったら、やってはならないことがあります。 昔は「常識」なんて言われましたが、
-
妊娠検査薬はいつから反応がありますか?
妊娠検査薬とは 妊娠検査薬とは、薬局などで販売している、家庭で容易に妊娠の成立を判定できる検査
スポンサーリンク
- PREV
- 子宮外妊娠とは
- NEXT
- 妊婦中の腹痛が来た時、落ち着いて確認しておくこと全集